足場をはじめとする建設業界のプラットフォーマーとして、業界課題に革新的なソリューションを創造しつづける株式会社タカミヤ(以下タカミヤ、大阪本社:大阪市北区、東京本社:東京都中央区、代表取締役会長兼社長:髙宮一雅)は、建設業界のDXを加速させるため、中小規模のレンタル事業者でも導入可能なサブスクリプション型Web受注・EDIプラットフォーム「OPERA Cloud(オペラ クラウド)」を開発し、2026年春にサービス提供開始します。 本サービスは、高機能EDI「OPERA」の知見をもとに、 システム投資や人材確保が困難な企業に対し、仮設機材のWeb注文機能を備えたクラウド環境を、初期投資を必要とせず、速やかに提供するサービスです。これにより、建設サプライチェーン全体のアナログ業務(FAX・紙伝票・電話確認等)からの脱却と、生産性向上に貢献してまいります。 ※本サービスは開発中のイメージであり、実際の仕様とは異なる場合があります。 ■開発背景:アナログ依存が引き起こす人手不足・ミス・長時間労働の悪循環 建設業界ではいまなお、FAX・紙伝票・電話確認といったアナログ業務が根強く残っています。特に足場レンタル会社は中小企業が多く、IT化を推進するための資金や人材が不足しており、「デジタル化したくてもできない」状況が長年続いてきました。 その結果、1件の受発注に複数の担当者が関わらざるを得ず、FAX送信、電話確認、手入力、照合作業といった非効率な業務プロセスが日常的に行われています。これらの作業は、ヒューマンエラーによる発注ミスや納期トラブルのリスクを高めるだけでなく、現場・バックオフィスの長時間労働を助長し、人手不足に拍車をかける悪循環を生んでいます。 タカミヤはこれまで、基幹システムとリアルタイムで連携するEDIシステム「OPERA(オペラ)」を提供し、受発注・現場管理・配送手配などのデジタル化を支援してきました。しかしOPERAは高度な業務要件に対応するため個別にカスタマイズされたシステムであり、多額の投資や専門的なIT人材を必要とすることから、 他社が同様の開発を行うことは容易ではありません。 こうした状況を踏まえ、「業界全体が使える標準インフラこそ必要である」との考えから、タカミヤはOPERAで培ったノウハウを汎用化し、他のレンタル会社でも初期投資を必要とせず、速やかに利用できるクラウド型EDI「OPERA Cloud」を開発しました。 「OPERA Cloud」の概念図 (参考)WEBオーダーシステム「OPERA」HP:https://www.takamiya.co/opera/ ■「OPERA Cloud」とは 「OPERA Cloud」は、個別のシステム開発を不要とし、導入企業ごとに専用環境(テナント)を速やかに構築できる、サブスクリプション型クラウドサービスです。 <主な特徴> 初期投資ゼロで、すぐ導入可能 個別開発やカスタマイズを最小限に抑えた設計で、業界標準のWebオーダーが可能。月額制により、資金力に課題のある企業でも導入可能です。 専門知識不要・セキュリティ一元管理 タカミヤの共通認証基盤を利用するため、専任のIT担当者が不在でも、高水準のセキュリティと最新の環境を利用できます。 業界のベストプラクティスを共有 タカミヤが長年蓄積した効率的な受発注ノウハウを標準機能として搭載。導入したその日から、FAXや電話に頼らない業務フローへ移行できます。 ■今後の展望 2026年初頭より、複数社でテスト導入を開始し、運用・改善フェーズを経て、4月〜5月に本格的なリリースを予定しています。今後もタカミヤは「OPERA Cloud」を通じて、建設業界の慢性的な人手不足や長時間労働の解消、さらにはデジタル格差の是正に貢献していきます。そして、持続可能な施工環境の実現に向けた取り組みを、業界横断で推進してまいります。 ■OPERA Cloudは「タカミヤプラットフォーム」の一環 タカミヤは建設業の深刻な人手不足・コスト高などの問題に対応するため、建設ソリューション群「タカミヤプラットフォーム」を提供しています。足場等の仮設機材の調達・運用マーケットプレイス提供やデジタル設計支援等のデジタル化にはじまり、鳶職人に特化した無料の求人サイトまで、多岐にわたるソリューションを統合しています。 今回の「OPERA Cloud」もその一環として、建設業界の安全性・生産性向上などに貢献します。 主なサービス内容 「OPERA」:建設DXの入口。仮設機材の24時間WEB注文などをはじめとしたプラットフォームポータルです。業務をデジタル化し、効率性を大幅に向上させます。 「OPE-MANE(オペマネ)」:建設現場の足場運用マネジメントサービスです。顧客が購入した足場機材の管理・整備を代行。足場の運用状況も確認可能です。ATMのような感覚で、全国の機材Baseから足場機材を引き出せる仕組みです。 「Iq-Bid」:次世代足場「Iqシステム」を対象とした足場のリアルタイムマーケットです。保有資産の運用状況や市場価格を確認しながら、ユーザー同士で足場を自由に売買できます。OPE-MANEの機能の一つとして提供しています。 「タカミヤのBIM/CIM」:3Dレーザースキャナーで仮設工事の設計を効率化させることができます。また、3D図面を共有・更新活用することで、建築物の情報を一元管理します。 「Tobira」:鳶職人に特化した求人サイト。人手不足の解消を支援し、業界全体の採用効率向上が可能です。 「タカミヤの安全教育」:墜落や落下時の衝撃数値の可視化など、バーチャルと実体感を融合した最先端の足場教育プログラムを提供します。 これにより、タカミヤは建設業界のコスト削減、人材不足の解消、安全性向上、業務効率化を推進し、業界全体の生産性向上に貢献します。